What Say

Tom Stephen

私は自分のヴァイルスを心から愛しています。これまで乗ってきたなかで、最高のモーターサイクルです。

ヴァイルスのオーナーであるアスカニオ・ロドリーゴとは、もう5年の付き合いになります。ご存じの方も多いでしょう。

イタリアの工房で自分のヴァイルスを受け取り、そのままイタリア各地を走り回った経験は、何ものにも代え難いものでした。

ヴァイルスは、どこへ行っても人々の視線を集めます。注目されることには、覚悟が必要かもしれません。

私が最初にヴァイルスで出かけたイベントのひとつが、アメリカのソルトレイクシティにあるミラー・モータースポーツパークで開催された、スーパーバイク世界選手権でした。片道約1,000マイルの道のりです。

モーテルの駐車場で、車体に付いた汚れを拭き取っていたときのことです。

突然、トラックが急ブレーキをかける音が響きました。顔を上げると、駐車場に入ってきたのは Ducati ワークス スーパーバイクチームのトラックでした。

メカニックたちは次々と車輌から降り、興奮した様子でイタリア語を話し始めました。そのうちの1人が英語で、仲間たちの言葉を伝えてくれたのです。

彼らは、アメリカでヴァイルスを目にしたことに驚いていました。全員がアスカニオを知っており、話はいつまでも尽きませんでした。

翌日、サーキットではレース前に観客がコースを1周できる特別なプログラムが行われました。

メインストレートに差しかかった私は、スロットルを全開にしました。

すると、Ducati ワークスチームのメンバーたちがピットウォールに駆け寄り、親指を立てて称えてくれたのです。

あのような反応を引き出せるモーターサイクルは、決して多くありません。

私のヴァイルスには、マイク・ヘイルウッド スペシャルエディションにも採用された、NCR 製1200cc レーシングエンジンが搭載されています。

ポール・スマートをベースとした NCR New Blue も所有しており、こちらにも同じエンジンが搭載されています。

NCR とアスカニオの協力関係は、実に素晴らしいものでした。

私が V ツインエンジンを選んだのは、費用の問題ではありません。軽量で、シンプルなモーターサイクルを求めていたからです。

私のマシンは最高出力132hp、車輌重量135kg。低い位置に配置されたマフラーも気に入っています。

さらに、Termignoni 製チタンマフラーを装着したことで、その走りは大きく変わりました。

ヴァイルスを選んでください。きっと後悔することはないでしょう。

トム・スティーブン

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